制作番組紹介
心臓外科医 南和友
2005年12月11日放送 毎日放送「情熱大陸」
ドイツから30年ぶりに帰国した心臓外科医の南和友先生に密着取材。「真の医療」とは何かを考える南先生は、「患者を第一に考える医療」を日本で広げるために、日本に帰ってきた。
現在、日本大学医学部附属板橋病院に勤務する南先生は、ドイツ・バードユーンハウゼンにある世界一の心臓センターで、心臓外科の技術を磨いてきた。先生が執刀した手術はなんと20000例を超える。心臓移植手術だけでも1500例を数える。心臓移植を待つ日本人患者をドイツに呼んで、移植手術を担当したこともある。日本にいる現在でも、患者さんをドイツから日本に連れて帰るために、ドイツまで迎えに行くほど、患者に寄り添った医療を行っている。
日本の医療を称して「医学は1流、医療は3流」と言う南先生。日本でも患者さんを第一に考える医療ができるはずだと言い、今日も手術台に立つ。
構成:田代 裕
撮影:伊藤 寛
編集:伊藤 誠
音響効果:増子 彰
演出補:神保 周吾
コーディネーター:ベッティーナ ポスト コバヤシ
プロデューサー:中野 伸二(毎日放送)
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ITマハラジャの生まれる街〜インド・ハイデラバード〜
2005年10月1日 放送 NHK BS-1「地球街角アングル」
インド・デカン高原の中心に位置するハイデラバード。この街には、IT産業によって莫大な富を築いた「ITマハラジャ」と呼ばれる人々が多く住んでいます。インドのIT産業は拡大を続けており、次々と海外との取引に成功を収め、輸出額ではアメリカに次いで世界第2位の地位を築いています。インドのIT産業の中でも、ハイデラバードは重要な拠点の一つです。
この街のIT産業の急成長には、ハイデラバード州政府も一役買っています。岩だらけだった広大な土地を開発して、今日のIT産業の土台をつくりました。 IT教育によって、ハイデラバードの街、そして国全体を発展させようと、教育に力を入れる人たちもいます。コンピュータの技術を学ぶことで、少しでも生活を改善できる人達が増えるようにとの願いからです。
しかし、IT産業の成長によって、全ての問題が解決されたわけではありません。IT産業が急成長する一方、近隣には、電気がきていない村もあります。 IT革命の波に取り残された人々がいることは確かです。ITマハラジャの生まれる街・ハイデラバードで、IT産業を中心に急成長が続くインド社会の光と影を追いかけました。
撮影 谷垣 修侍
音声 山下 隆司
編集 岩本 展孝
音響効果 岸田 保章
演出補 神保 周吾
コーディネーター 宮里 東子
プロデューサー 松井 秀裕
制作統括 吉村 伸吾 山田 哲矢
共同制作 きんきメディアプラン
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未来日記 進化するデジタル革命
2005年9月30日放送 日本テレビ「今日の出来事」特集でき心
日進月歩の進化を続ける、デジタル写真の世界を取材。写真フィルムの大手、富士写真フイルムはいち早くデジタル化に対応した。町の写真館に売り込むサービスは、同社のラボシステムを活かした写真集製作。個人でも、ちょっとした写真集がお手頃な価格で、簡単に作られるようになったのだ。
町の写真館もデジタル化が進む。代官山にある老舗の有賀写真館では、銀塩カメラから、全てデジタルカメラに変えた。「二度とフィルムの世界には戻らない」という覚悟が必要だったと、館主の有賀乕彦さんは言う。
さらに、デジタル化に早く取り込み、自社で驚くべきシステムを開発したのが、新宿に本社を構える「Pix-Do」。代表の柏木崇さんは、「デジタル写真なんて、プロの写真家の撮るものではない」と創業当初は言われたというが、今では機器も進化し、手頃な値段と豊富なサービスで人気を集めている。
そして、Pix-Doが開発したのが、驚くべきスピードでデータを転送するネットワーク「Pixy-net」。同社ではこのネットワークを使って、驚くべき撮影方法を披露する。デジタル写真の進化が可能にする未来の世界を覗いた。
演出:田中 尚 岡 徹也撮影:金城 雅一(エアーズ) 江崎 真澄
演出補:神保 周吾
プロデューサー:原井 聡明(日本テレビ)
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大空の覇権争い〜ボーイングvsエアバス〜
2005年7月19日放送 日経スペシャル「ガイアの夜明け」第170回
世界の航空市場を二分する航空機メーカーの二大勢力を取材。アメリカのボーイング社と、ヨーロッパのエアバス社が世界中の航空会社相手に繰り広げる、熾烈な販売合戦を追った。日本で開催されたIATA(国際航空運送協会)の総会、フランス・パリで開かれた世界最大の航空ショーを舞台として、両社は火花を散らす。
現在、日本市場で圧倒的なシェアを誇るボーイング。そのシェアは実に8割強。さらなるシェア獲得のために中型機のB787の開発を急いでいる。一方エアバスは、新たな巨大旅客機で、ボーイングの牙城に迫る。史上初の総二階建ての旅客機には、最大で800人が搭乗可能だ。シェア獲得のために両社は全く異なる戦略を打ち出した。
さらに、この両社の新型機の開発のカギを握るのが日本の技術を取材。ブリヂストン、川崎重工、横河電機、東レ、新明和工業の各社が誇る最先端技術を紹介した。
撮影:汲田 龍一 大石 英男
音声:猪野 智義
編集:伊藤 誠
演出補:神保 周吾
コーディネーター:和田 充代 久世 留美子 江村 薫
構成:水谷 和彦
プロデューサー:福田一平(テレビ東京)
松井 秀裕
取材先:エアバス
ボーイング
ブリヂストン
川崎重工
横河電機
東レ
新明和工業