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プライバシーも安心感もエコも実現!? 古くて新しい集合住宅“里山長屋”山田貴宏さん
神奈川県相模原市にある「里山長屋」と名付けられた集合住宅。4軒の独立した戸建が連なっているかたち。長屋といっても、個々のプライバシーはちゃんと守れる作りになっています。
一方で、庭には塀や柵がありません。畑を作っていたり、鶏を飼ったり、暮らす人が誰でも使える離れがあるなど、つかず離れず良い距離感で暮らせる場所。この新しい長屋を作り出したのが今回の主人公、建築家の山田貴宏さん。
古くて新しい集合住宅“里山長屋”山田貴宏さん
里山長屋と名付けたのは、周りの自然とも仲良く暮らせる住居だから。家の建材はできる限り土地の木で。他にも雨水を溜めておくタンクや屋根に落ちる日差しの熱を室内の暖房に利用するなどエコに暮らせる知恵があちこちに凝らされています。
竣工から12年、同じ思いを持った人が周りに増え、里山長屋から里山集落と呼べるようにコミュニティが生まれつつあるそう。日々の暮らしがコミュニティづくりへと繋がる素敵な住まいづくりの取り組み、ぜひご覧ください。