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日本一安い遊園地を憩いの場に 「るなぱあく」名物園長の挑戦 原澤宏治さん
今回の舞台は、群馬県前橋市にある創立67年の老舗遊園地るなぱあく。市営なので入園料は無料。一番安い乗り物で10円、1日乗り放題で400円のプランも。人呼んで日本一安い遊園地。それでも少子高齢化の影響もあって入園者は減り赤字が増加、存続の危機にありました。その遊園地を引き継いで復活させたのが今回の主人公。
るなぱあく園長・原澤宏治さん
銀行員、コンサルタントと遊園地とはあまり縁のない人生を歩んでいた原澤さん。
園長となり、遊園地に毎日立つようになってその魅力に気付いたといいます。そして始めたのが、4歳の誕生日から一ヶ月間、無料で乗り物に乗れるサービスや今までは閉園していた夜間の特別オープン、遊園地の敷地を利用しての親子向けのイベント開催など、あらゆる世代に遊園地を訪れるきっかけをつくることでした。
それから2年で、年間約40万人もの利用者増大につなげました。その勢いは遊園地を飛び越え周辺にも。周りの自治体や企業と結びつき地域全体を活性化しています。遊園地から街を元気に、子どもたちに愛される「名物園長」の取り組みぜひご覧下さい。