使うのは水道水 東京・港区のビルで日本酒造り

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東京都内のビルで日本酒造りをしようという新たな試みが始まっていた。
東京・港区にある「東京港醸造」。4階建てのビルで酒造りをしている。
主力商品は「江戸開城」。すっきりした味わいの酒だという。

社長の齊藤さんは杜氏の寺澤さんをスカウト。寺澤さんが4階建てのビルを日本酒製造工場に改造した。
工程が多岐に渡るため広い敷地が必要な日本酒造りだが、4階から1階、つまり上から下に順番に工程が進んでいくようにした。
また酒造りに必要な大量の水は東京の水道水を使っていた。
実は東京の水道水は京都・伏見の地下水と同じ中硬水。ソフトな味わいの酒を造るのに適しているという。都内のビルでの酒造りは新たな可能性を秘めている。

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